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新車の値引きについて

【門外不出】中古車屋の市場価格より80万円も安く最高の車を手に入れるには


自動車は買いやすくなったとはいえ、まだまだ高額な商品ですよね。
特に今のような景気の中にあっては、ますますその感が強くなります。
特に新車で購入する場合、自分が買いたい車を安く手に入れたい、その方法をあれこれ考えます。
新車の値引きについては、購入の際のタイミングなども影響して値引きの幅も大きく変わってきますから、新車が欲しいからといってすぐに買うのではなく、じっくり下調べをしたいものです。
雑誌やネットにも情報はありますが、新車の値段交渉の際に、値引きを有利に進めるためにいろいろな手法があるようなので、事前に考えておくべきでしょう。
私が見聞きしたそれらのテクニックを紹介してみます。

・他社の競合車種や姉妹車種の値引き情報を事前に調べておき、見積もりをとる際に販売員にそれとなく伝えることで、値引き交渉を有利に進める。
※ただし、相手もプロですから、競合をぶつけると巧みにその車のウィークポイントや自社の車の利点を織り交ぜて切り返してきます。
また、他メーカーの車を強調すると「ウチの車でなくてもいいのか」と思われると早々と切り上げられてしまいます。

・最初は、オプション部品をつけずに値段交渉をしておき、オプションパーツを追加する際に無料や半額などのサービスをさせて実質的な値引きにつなげていきます。
※本体を余り値切り過ぎると「このオプションが販売店の唯一の儲けなので」などと、値引きがシビアになることもあります。
ある程度は販売店の利幅も考慮しながら話を進める方がいよいこともああるようです。

・1年のうちで自動車会社の決算時期の前月の3月、9月の時期をねらって新車を購入する。自動車会社も売り上げを上げたい時期なので値引きが見込めます。
※これは確かにそうですし、担当の営業マンの成績がイマイチなときは効果が期待できますが、早々と「決算期なので思い切った価格です。」といきなり値引きの話を持ち出され、販売店のペースで話しが進むこともあるようです。

・旧型車で納得するのであれば、フルモデルチェンジやマイナーチェンジの時期が近い車の販売台数が落ちる時期に旧型車で購入交渉をすることです。
※これもアリだと思いますが、時期によっては希望するグレードやボディーカラーが既に在庫切れになっていたり、売れ残り車両を値引きを絡めて勧められたりすることもあるようです。

・特別仕様車をねらうと、各種のオプション装備等がついていて、なおかつ価格が低めに設定されていますから実質的な値引きでの購入といえるでしょう。
※ただし、オプション価格は販売店の売値からの値引きなので「実質20万円お得」と謳っていてもカー用品店で同程度のオプションを選んだ方が安い、ということもあるようです。

・交渉の際に準備しておいた手の内をできるだけ明かさないことが、値引き額を大きくできるコツになります。
※これも相手はプロですから、一筋縄では行きません。
雑誌やインターネットもチェックしていますので、「それ、カー○○に載ってましたね。」と値引き交渉術などを先にバラしてくるセールス担当もいます。

・下取り車がある場合、下取りの価格交渉と新車の値引き交渉を切り分けるようにしましょう。購入の値引きとの境がはっきりしなくなってしまいます。
※車に余り興味が友人などは、「総額いくらで」みたいな感じで決めていたりします。
ひと声の値引きくらいの額のような気がします。

以上のような手法を組み合わせていくと、大きな値引きのチャンスが増えてくるでしょう。
が、個別にコメントしましたように、相手はプロですし、ここに紹介した方法はネットや雑誌などにも書かれていることで、いわば「想定内」のことです。
相手との関係や距離感をうまく図りながら、いろいろ組み合わせて交渉するのがいいと思いますし、「このメーカーの車にどうしても乗りたい」という気概を感じさせるくらいの熱い気持ちで交渉するのがいいと思います。
「値引きが希望通りでなければ他のメーカーの車でもいい」という素振りはマイナスだと思います。

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