2009年08月

ご存知のように、JAはかつては「日本農業協同組合」という名称でした。
JAは協同組合で、農業関連の機械などを中心に融資制度や農産物の取扱を行ってきましたが、JAに改名後は融資などの組合金融機関としての役割が強くなっています。
JAではJAバンクという名称で金融業務を行っています。
JAの活動としては、原則JAの組合員が基本です。
しかし、JA自身が地区に密着した活動を行っているために、その地区の一般の方も利用が可能になっているというわけです。
JAバンクでは、一般の金融機関に比べて金利が低いことも往々にしてありますし、学校関係で取り引きが多いこともあり、審査も厳しくないことが特徴として挙げられるようです。
JAでは各地区で金利や条件が異なりますが、比較的低金利なことが特徴で、独自にキャンペーンを展開している場合もあり、金利や条件等を比較として検討する価値は充分にあると思います。
JAの場合は、地区に密着していることもあり、情報も取れること、相談もしやすいことも利点としてあげられます。
JAでの自動車ローンは、地区での独自キャンペーンなどを充分に調査をして行くことが、良い条件を見つけるポイントになるでしょう。
JAバンクは、JA・信連・農林中金を構成要素とする金融機関ですが、全国に存在する組織であるとともに地区に密着した支店の自主的な活動も魅力になっています。
自動車ローンを利用するとなれば、その金額は数百万円単位の高額なローンになりますよね。
金利や借入条件などを他の金融機関とも充分比較をして、有利な自動車ローンを組んで自分の車の購入に繋げたいものです。

自動車ローンを銀行で組む場合について調べてみました。
銀行で自動車ローンを組む場合、従来は必ず窓口で自動車ローン申込を行う必要が合ったのですが、調べてみると最近ではネット上で申込ができるようになっているようです。
例えば、三井住友銀行の新車ローン「ネットdeカー」なら、インターネットから申込みができて、審査結果も最短翌日にメールで通知され、サイトで確認というお手軽さです。
ただ、銀行の場合、依然として審査が厳しいということは変わらないようです。
しかし、目的別ローンでもあり金利が低かったり、同一銀行で公共料金の引き落としや給与振り込みなど、普通の取り引きがある場合などは、金利や取引条件の優遇などが期待できるようです。
また、ローンを滞納せずに順調に返済をしていけば、それは利用者の実績として記録され、ATM手数料が減額や無料になったり、今後住宅ローンなどの申込の際にも優良顧客と認識されていくということになります。
銀行での自動車ローンの設定も、従前からの実績を積んでいくことで、より有利な借入条件での契約も可能になる場合が多いようなのです。
また銀行に限らず、信用金庫や信用組合も、顧客獲得のために低金利など有利な自動車ローンを設定しているところもあるのですが、基本的には金融機関ですから、審査自体は厳しくなっています。
いずれにしても、銀行の自動車ローン利用を検討するのであれば、自分の公共料金支払いや給与振り込みなどのメインバンクで自動車ローンを計画することが、最も有利になると考えられます。
銀行や信用金庫等の大手金融機関との取り引きは、まずは信用構築が第1ですから、一般の取り引きで充分な信用を構築しておき、有利な自動車ローンを組んでいくのがよいと思います。

自動車ローンは自動車を購入する際に組むローンになりますが、「自動車ローン」という目的ローンになりますから、通常のフリーローン等に比べて金利が低いことが多いと思われます。
自動車ローンといえば、自動車ディーラーで組むローン、というのが以前は一般的だったのですが、現在では各種の目的別ローンの中に、自動車目的のローンは各種あります。
自動車ローンは、従来自動車本体のローンだけだったのですが、現在では諸費用を含んだローンも各種揃っているようです。
自動車ローンは、固定金利・変動金利の設定があり、変動金利の場合は市中金利の変動により一定期間で金利が変動する仕組みですが、初期借入時には固定金利に比べてやや金利が低く設定されていることが多いようです。
また、借入先についても、

・ディーラーの提携金融機関
・一般の銀行
・労働金庫
・共済組合
・ＪＡ

などが各種自動車ローンを取り扱っていますから、いろいろと検討していくことも必要です。
次に自動車ローンの選定のポイントについて調べてみました。

・まず自動車ローンの返済期間の設定を検討することが必要です。
　返済金額が適切であるかがポイントです。
・自動車ローンの借入の条件と変動・固定の金利の確認が必要になります。
　ディラーのローンを使用しない場合のディーラーへの支払いは、現金一括の支払いになります。
・自動車ローンの変動金利・固定金利の選択のポイントは、返済期間が5年というところでしょう。
　5年を超える場合は固定金利、その他の場合は変動というのが一般的のようです。

自動車は、期限付きとはいえ、エコ減税などで買いやすくなったとはいえますが、高額な買い物であることは変わりがありませんので、十分に検討して、自動車ローンも自分に合ったものを上手に利用したいものです。